一次情報
読み: いちじじょうほう
イチジジョウホウ:当事者や原資料が直接発した未加工の情報(公式発表など)
概要
一次情報(イチジジョウホウ)とは、出来事やデータの「発信源」に当たる、加工・解釈が入る前の情報を指す。情報の正確性を確認したいときの基準(よりどころ)として重視される。代表的な例
- 企業の一次情報:決算短信・有価証券報告書・適時開示・公式プレスリリース
- 行政の一次情報:法律・政省令・条例、統計の原表、審議会資料、公式発表
- 研究の一次情報:査読論文、研究データ、学会の予稿、研究機関の正式報告
- 現場の一次情報:当事者の記録、原文書、契約書、議事録、一次インタビュー
二次情報・三次情報との違い
- 二次情報(ニジジョウホウ:一次情報を要約・解説した情報)
- 三次情報(サンジジョウホウ:二次情報をさらに編集・再構成した情報)
一次→二次→三次の順に、分かりやすさは増えやすい一方で、誤読・省略・バイアスが混ざるリスクも増えやすい。
一次情報が重要な場面
- 重要な意思決定(投資・契約・採用・医療判断の参考など)
- 事実確認(数値・日時・発言内容の正確性が必要なとき)
- 炎上や噂の検証(切り取りや誤引用を避けたいとき)
一次情報の探し方(実務のコツ)
- 「発信主体」を特定する(誰が最初に出したか)
- 公式サイト・公的機関・原文書に当たる(PDFや原表、原文を優先)
- 引用元をたどり、最終的に原資料へ到達する
- 日付・版・改正履歴を確認する(古い版の可能性がある)
注意点
- 一次情報でも誤りや修正があり得る(訂正・追補が出ることがある)
- 一次情報=完全に中立とは限らない(発信者の立場が反映される)
- 「一次情報っぽい二次情報」(公式っぽいまとめ、引用の抜粋だけ等)に注意し、原文・原データまで確認すると安心