リスク
読み: りすく
リスク:結果が不確実で、望ましくない損失や不利益が起こる可能性のこと
リスクとは
リスクは、将来の結果が確実ではなく、損失・損害・不利益など「望ましくないこと」が起こり得る度合い(可能性と影響の大きさ)を指します。投資では「損する可能性」と捉えられがちですが、一般には「不確実性」そのものを含む広い概念です。リスクの基本構造
発生確率 × 影響度
- 確率:どれくらい起こりやすいか
- 影響度:起きたらどれくらい困るか(損失額、停止時間、信用低下など)
よくある分類
投資・金融でよく出るリスク
- 価格変動リスク(カカクヘンドウリスク:値動きで損益がぶれる)
- 信用リスク(シンヨウリスク:相手が支払えない)
- 流動性リスク(リュウドウセイリスク:売りたい時に売れない)
- 金利リスク(キンリリスク:金利変化で債券価格などが動く)
- 為替リスク(カワセリスク:通貨の変動で円換算がぶれる)
- オペレーショナルリスク(運用リスク:手続き・人・システムのミス)
ビジネス・プロジェクトでよく出るリスク
IT・セキュリティでよく出るリスク
- 不正アクセス、情報漏えい、サービス停止
- ぜい弱性(ゼイジャクセイ:攻撃されやすい弱点)の放置
リスクとリターンの関係(投資の基本)
一般に、期待リターンが高いものほどリスクも高い傾向があります。 「リスクが低い=良い」ではなく、目的・期間・許容損失に合うかが重要です。リスクへの向き合い方(基本の型)
1) 特定する
- 何が起こり得るか、原因は何かを洗い出す
2) 評価する
- 確率と影響度で優先順位をつける
3) 対応する(代表的な4つ)
- 回避:やらない、設計を変える
- 低減:起こりにくくする/起きても被害を小さくする
- 移転:保険、契約、外部委託などで負担を移す
- 受容:一定の損失は許容し、備えだけ作る(予備費など)
注意点(言葉のズレ)
- 「リスク=危険」だけでなく「不確実性」を含む文脈がある
- 数字で測れるもの(価格変動など)と、測りにくいもの(信用失墜など)がある