名目

読み: めいもく

メイモク:物価変動を考慮せず、表面上の金額や値として示したもの

名目

概要

名目は、物価の上がり下がり(インフレデフレ)を調整せず、その時点の「そのままの金額・値」を指す言い方です。経済や家計の話で「名目賃金」「名目GDP」「名目利回り」などの形で使われます。

実質との違い

  • 名目:物価変動を反映しない(額面どおり)
  • 実質(ジッシツ:物価変動を調整した値):購買力(コウバイリョク:どれだけ買えるか)で見た値
例(イメージ)
  • 名目給与が増えても、物価がもっと上がると実質は下がることがある
→ 生活の豊かさは実質で判断しやすい

よくある用例

名目賃金

給料の金額(額面)そのもの。物価上昇を差し引かない。

名目GDP

その年の価格で計算した国内総生産。物価上昇でも増えやすい。

名目金利(名目利回り

表示されている金利(クーポンや利など)。インフレを考慮しない。

使いどころ

  • 契約や支払いなど「額面の金額」が重要な場面
  • 経済統計で、まず金額規模の推移をざっくり見る場面

注意点

  • 名目の増減=生活が豊かになった、とは限らない
物価上昇が大きいと、名目は増えても実質は変わらない/下がることがある。
  • 「実質」を見るには、物価指数などで調整する必要がある。

関連用語