燃料費調整
読み: ねんりょうひちょうせい
ネンリョウヒチョウセイ:燃料価格の変動分を電気・ガス料金に自動で加減算して反映する仕組み
概要
燃料費調整は、発電や供給に使う燃料(原油・LNG(エルエヌジー:液化天然ガス)など)の価格変動を、電気・都市ガスの料金に自動で反映させる仕組みです。燃料価格が上がれば料金に「加算」、下がれば「減算(マイナス調整)」されます。何が調整される?
- 電気やガスの「基本料金」ではなく、主に使用量に応じて増減する部分に反映されます。
- 請求書や明細では「燃料費調整額」「燃料費調整単価」として表示されることが多いです。
仕組みのイメージ
基本の考え方
- 基準燃料価格(キジュンネンリョウカカク:料金算定の基準となる燃料価格)と、
- 実際の燃料価格(多くは数か月前の平均)との差
料金への反映(概念式)
- 燃料費調整額 = 使用量 × 燃料費調整単価
変動が起きる主な要因
※反映までにタイムラグがあるため、燃料価格の動きと請求額の動きは同時にならないことがあります。電気とガスでの違い(ざっくり)
- 電気:発電燃料(LNG・石炭・原油等)の価格変動を反映する設計が多い
- 都市ガス:原料(主にLNG)の価格変動を反映する設計が多い
似た言葉との違い
再エネ賦課金(サイエネフカキン:再生可能エネルギー普及のため全利用者が負担する金額)
- 燃料価格ではなく制度に基づく負担で、燃料費調整とは別枠
電源調達調整費など
- 小売電気事業者のプランで、燃料費調整とは別の調整項目が付く場合があります(名称は各社で異なる)
注意点
- 「上限(ジョウゲン:調整額の最大値)」の有無など、細かなルールは契約プランや事業者で異なります。
- 同じ使用量でも、燃料費調整単価の違いで月々の支払いが変わります。比較するときは、基本料金・従量料金だけでなく調整項目も確認すると安心です。