リバランス

読み: りばらんす

リバランス:資産配分の比を目標に戻すため売買して調整すること

リバランス

概要

リバランス(リバランス)は、式・債券・現金などの資産配分(アセットアロケーション(アセットアロケーション:資産を種類ごとに配分する設計))が値動きで崩れたとき、当初の目標比に戻す調整のこと。リスクを取り過ぎたり、逆に取り損ねたりするのを防ぐ目的で行う。

なぜ必要か

  • 上がった資産が増えすぎると、全体のリスクが想定より高くなる
  • 下がった資産を放置すると、安くなった資産を買い増す機会を逃す
  • 目標のリスク水準を保ちやすい(長期運用で特に重要)

代表的なやり方

調整(売買で戻す)

増えた資産を売って、減った資産を買い、目標比に戻す。 例:式が上がって比が高くなった→式を一部売り、債券や現金へ振り替える。

キャッシュフローで調整(新規資金で戻す)

積立・追加投資の配分を、比が低い資産に多めに振り向ける。 売却を減らせるため、税金や手数料を抑えやすい。

実施タイミングの考え方

定期型

年1回・半年1回など、時期を決めて行う。判断がシンプル。

乖離(カイリリツ:目標比からのズレ)型

「目標から±5%ずれたら」など、ズレが大きくなったときに行う。無駄な売買を減らしやすい。

注意点

  • 売却益が出る口座では税金が発生することがある(特定口座一般口座など)
  • 売買手数料やスプレッド(売値と買値の差)がかかる場合がある
  • 目標比そのものが適切かは、ライフイベント(住宅・教育・退職など)に合わせて見直す必要がある

よくある誤解

  • リバランスは「当てにいく」手法ではなく、リスク管理のためのルール運用
  • いつも利益が出るとは限らないが、極端な偏りを避けやすい