ロスカット
読み: ろすかっと
ロスカット:損失拡大を防ぐため損失が一定に達した時点で決済・損切りすること
概要
ロスカット(ロスカット)は、含み損が一定水準に達したときに、損失の拡大を止める目的でポジション(保有中の取引)を決済すること。自分で行う「損切り」の意味で使われることもあれば、FXや先物などで証拠金不足を防ぐために行われる「強制決済(自動ロスカット)」を指す場合もある。2つの意味(文脈で変わる)
自分で行うロスカット(損切り)
事前に決めたルールで、損が一定になったら自分の判断で手仕舞いする。自動ロスカット(強制決済)
証拠金取引で、証拠金維持率(ショウコキンイジリツ:必要証拠金に対する余力の割合)が一定以下になると、業者が強制的に決済する仕組み。追証や未払いを防ぐ目的。なぜ必要か
- レバレッジ取引では損失が急拡大しやすい
- 「戻るかも」で放置すると、回復不能な損になることがある
- 損失上限を決めることで資金を守り、継続的に取引できる
ロスカットの決め方(考え方)
- 金額基準:1回の取引で資金の何%まで許容するか
- 値幅基準:特定の価格ラインを割ったら切る
- ボラティリティ基準:値動きの大きさに応じて損切り幅を変える
- 時間基準:一定期間で想定通り動かなければ撤退する
注意点
- 急変動やスリッページ(スリッページ:約定価格が想定よりずれること)で、想定より不利な価格で約定することがある
- 相場が薄い時間帯はロスカットが連鎖しやすい
- 「自動ロスカットがある=損失が限定される」とは限らない(相場急変で追いつかない場合がある)
- ルールを決めても、守れないと意味がない(注文で自動化する工夫が有効)