信託報酬

読み: しんたくほうしゅう

シンタクホウシュウ:投資信託運用・管理の対価として、保有中に日々差し引かれる手数料

信託報酬

概要

信託報酬は、投資信託運用・管理するための費用として、投資家が間接的に負担する手数料です。購入時に払う「購入時手数料」と違い、保有している間ずっと発生し、基準価額に日々織り込まれる形で差し引かれます。

どこから、どうやって引かれる?

  • 信託報酬は「別払い」ではなく、投資信託資産から毎日少しずつ差し引かれます。
  • その結果、信託報酬が高いほど、同じ運用成績でも基準価額(キジュンカガク:投信1口あたりの値段)が伸びにくくなります。

何に対する費用?

信託報酬には一般に次のような役割の費用が含まれます(商品により内訳は異なる)。

表示のされ方(年%)

  • 「年0.1%」など、通常は年(1年あたり)の割合で表示されます。
  • 実際には日割りで差し引かれるため、短期でも影響はあります。

似た言葉との違い

購入時手数料

  • 買うときに一度だけかかる手数料(無料=ノーロードの商品も多い)

信託財産留保額(シンタクザイサンリュウホガク:解約時に差し引かれる費用)

  • 売る(解約する)ときにかかる場合がある費用で、信託報酬とは別

隠れコスト(実質コスト

  • 売買手数料など、信託報酬以外に投信の中で発生する費用もあり、トータルでは「実質コスト」で見ると比較しやすい場合があります。

どれくらい重要?

  • 長期投資ほど影響が大きい:年0.1%と年1.0%では、年数が伸びるほど差が積み上がります。
  • ただし、単に「安いほど良い」とは限らない:運用内容や指数連動かどうか、アクティブ運用の価値なども合わせて判断します。

チェック方法

  • 投資信託の「目論見書(モクロンミショ:商品説明書)」や「運用報告書」に、信託報酬(年)や実質的なコストが記載されています。