利上げ

読み: りあげ

リアゲ:政策金利などの金利を引き上げ、景気や物価を調整すること

利上げ

概要

利上げ(リアゲ)は、金利を引き上げること。特にニュースや経済の文脈では、中央銀行が政策金利(セイサクキンリ:中央銀行が誘導する短期金利)を上げる金融政策を指すことが多い。

何が「上がる」のか

政策金利の利上げ

中央銀行が短期金利の水準を引き上げ、金融環境を引き締める。

市場金利の上昇

国債利回りなどの金利が市場で上がること。政策金利の変更がきっかけになる場合もあるが、期待や景気見通しで先に動くこともある。

目的(なぜ利上げするか)

  • インフレインフレ:物価が継続的に上がる現象)を抑える
  • 景気が過熱しているときに需要を冷ます
  • 通貨の信認維持や資本流出の抑制を狙う場合もある

影響(起きやすい変化)

家計

企業

  • 借入コストが増え、投資や採用が慎重になりやすい
  • 利払い負担が利益を圧迫しやすい

市場・為替

  • 債券金利上昇は既発債券価格の下落につながりやすい
  • 式:割引(ワリビキリツ:将来利益を現在価値に直すときの利)が上がり、価の重しになりやすい
  • 為替:金利差が意識され、通貨高要因になりやすい(ただし他要因も大きい)

注意点

  • 利上げの効果は時間差(タイムラグ)が出ることが多い
  • 政策金利が上がっても、長期金利や貸出金利の動きは必ずしも同じではない
  • 反対は利下げ(リサゲ:金利を引き下げること)