売掛金

読み: うりかけきん

ウリカケキン:商品・サービスを販売したが、まだ回収していない代金の請求権

売掛金

概要

売掛金(ウリカケキン)は、掛け(後払い)で商品やサービスを提供した結果、後日受け取る予定の代金を指す。企業会計では「売上は計上済みだが、現金はまだ入っていない」状態の代表例。

具体例

  • 1月に取引先へ納品し、請求書を発行
  • 支払条件が「月末締め翌月末払い」なら、入金は2月末
この間、企業は売掛金を資産として計上する。

会計上の位置づけ

  • 貸借対照表では流動資産(リュウドウシサン:1年以内に現金化が見込まれる資産)に入ることが多い
  • 売上の計上と入金のタイミングがずれるため、利益と現金が一致しない原因になりやすい

関連用語との違い

  • 受取手形(ウケトリテガタ:手形で受け取る売上代金の債権)
  • 収入金(ミシュウニュウキン:売上以外でまだ回収していないお金、例:固定資産売却代金)
  • 買掛金(カイカケキン:仕入れなどの支払いが未了の債務で、売掛金の反対側)

リスクと管理

貸倒れリスク

貸倒れ(カシダオレ:回収できなくなること)が起きると損失になるため、与信管理(ヨシンカンリ:取引先の信用力を見て取引条件を決める管理)が重要。

回収サイト

回収サイト(カイシュウサイト:請求から入金までの期間)が長いほど資金繰りが苦しくなりやすい。 支払条件の見直しや、早期入金の交渉が対策になる。

キャッシュフローとの関係

売上が増えても売掛金が増えているだけだと現金が増えない。 そのため、営業キャッシュフローを見るときは「売掛金の増減」が重要な調整項目になる。