複利

読み: ふくり

フクリ:得た利息利益も元本に組み入れ、利益利益を生む形で増える仕組み

複利

概要

複利は、運用で得た利息分配金利益を「元本に足して再投資」し、次の期間は増えた元本に対して利益が発生する仕組みです。利益が積み上がるほど増え方が加速しやすいのが特徴です。

単利との違い

単利(タンリ:元本だけに利息が付く)

  • 毎回の利益が「当初の元本」に対して計算される
  • 利益を受け取って使う(再投資しない)前提になりやすい

複利(フクリ:元本+過去の利益利益が付く)

  • 利益も元本に加わり、その合計に対して次の利益が計算される
  • 「再投資できるか」が複利効果のカギ

基本の計算式(年1回複利の例)

  • 将来価値 = 元本 × (1+年利)^年数
より一般的に、年にn回複利(例:毎月=12回)の場合:
  • 将来価値 = 元本 × (1+年利/n)^(n×年数)

ミニ例でイメージ

元本100万円、年利5%、10年の場合(税金・手数料なしの単純化):
  • 単利利益=100万円×5%×10年=50万円 → 合計150万円
  • 複利:100万円×(1.05)^10 ≒ 162.9万円
同じ年利でも、期間が長いほど差が開きます。

複利効果が働きやすい条件

注意点

  • 複利は「増え方の仕組み」であり、利益が出ること自体を保証しない(価格変動で元本割れもあり得る)
  • 税金や手数料で再投資できる金額が減ると、複利効果は弱まる
  • 分配金が多い投資信託でも、受け取り型だと複利になりにくい(再投資型か確認)