根拠
読み: こんきょ
コンキョ:主張や判断が正しいと支える理由・証拠・裏づけとなるもの
概要
根拠(コンキョ)は、ある結論・主張・判断が妥当だと示すための「支え」のこと。データや事実、規則、先行研究、経験則などが根拠になり得るが、主張の性質に合った裏づけが必要。根拠になりやすいもの
事実・データ
統計、測定結果、ログ、アンケート結果など。一次情報
一次情報(イチジジョウホウ:当事者・公式機関・原資料が直接出した情報)。 例:法律本文、行政統計の原表、企業の開示資料、論文原文。ルール・基準
法令、規格、社内規程、契約条項など。専門家の知見
査読論文、学会ガイドライン、専門機関の報告など(ただし発行主体や更新日が重要)。根拠と「理由」「証拠」の違い
- 理由(リユウ):そう考える説明(論理)
- 証拠(ショウコ):事実として裏づける材料(データ・記録)
- 根拠:理由と証拠を含み得る「裏づけ全体」。何を根拠とするかで説得力が変わる
強い根拠・弱い根拠の目安
強い根拠になりやすい
- 検証可能で再現性(サイゲンセイ:同条件なら同じ結果が得られる性質)がある
- 出典が明確で、更新日・条件・対象範囲が示されている
- 複数の独立した情報源で一致している
弱くなりやすい
- 伝聞(「〜らしい」)や出典不明
- サンプルが極端に少ない、条件が偏っている
- 主張と根拠の関係が飛躍している(相関を因果と言い換える等)
使い方のコツ(文章・説明)
- 「結論→根拠→具体例」の順に置くと伝わりやすい
- 数値は「母数・期間・条件」をセットで書く
- 反証可能性(ハンショウカノウセイ:間違いを検証できる形)を意識すると議論が整理される
注意点
- 根拠があっても、その根拠が古い・対象外・前提違いだと結論は崩れる
- 分野によって強い根拠の基準が違う(法務は条文、科学は再現性など)