標準偏差

読み: ひょうじゅんへんさ

ヒョウジュンヘンサ:平均からの散らばり具合を表す、データのばらつきの指標

標準偏差

概要

標準偏差は、データ平均(ヘイキン:全体をならした代表値)の周りにどれくらい散らばっているかを表す指標です。値が大きいほどばらつきが大きく、小さいほどデータ平均付近に集まっています。

直感的な意味

  • 標準偏差が小さい:多くの値が平均に近い(まとまりがある)
  • 標準偏差が大きい:平均から離れた値が多い(散らばっている)

計算の考え方(ざっくり)

  1. データ平均からどれだけ離れているか(偏差)を見る
  2. それを二乗して(マイナスもプラスも同じ扱いにする)
  3. 平均して(分散:ブンサン)
  4. その平方根をとる(標準偏差)
分散(ブンサン:平均との差の二乗の平均)の単位を、元データと同じ単位に戻すために平方根をとります。

どう使うか

ばらつきの比較

  • 例:同じ平均点でも、標準偏差が大きいクラスは点数の差が大きい
  • 標準偏差が小さいクラスは点数が似通っている

標準化(Z得点)に使う

Z得点(ゼットトクテン:平均との差を標準偏差で割った値)では、標準偏差が「どのくらい離れているか」を測る単位になります。
  • Z得点 =(得点 − 平均)÷ 標準偏差

読み解きの注意

  • 外れ値(ハズレチ:極端に大きい/小さい値)があると標準偏差は大きくなりやすい
  • 分布の形(左右の偏り)が強いと、平均+標準偏差だけでは実態を捉えにくいことがある
  • 母集団か標本かで計算式の分母が異なる(実務ではソフトが自動処理することが多い)

関連用語

  • 平均(ヘイキン:データの中心を表す代表値)
  • 分散(ブンサン:偏差の二乗の平均
  • 標準化(ヒョウジュンカ:比較できるよう尺度をそろえること)
  • Z得点(ゼットトクテン:平均との差を標準偏差で割った値)