補正予算
読み: ほせいよさん
ホセイヨサン:年度途中に、当初予算を追加・修正して財源と支出を組み替える予算
概要
補正予算(ホセイヨサン)は、年度の最初に決めた当初予算だけでは対応しきれない事情が生じたときに、年度途中で国や自治体が予算を追加・修正するために編成する予算です。災害対応、景気対策、物価高対策など、急ぎの政策を実行する際によく用いられます。当初予算との違い
当初予算
- その年度の基本となる予算
- 年度開始前後に編成・成立し、年間の支出の土台になる
補正予算
- 年度途中に「追加」や「組み替え」を行う
- 予定外の支出や政策の前倒し・拡充などに対応する
どんなときに組まれるか(例)
- 大規模災害や感染症などの緊急対応
- 景気悪化時の需要喚起(公共事業、給付、減税関連の措置など)
- 物価高・エネルギー価格高騰への支援
- 当初想定より税収が増減した場合の調整
- 既存事業の進捗に合わせた執行の前倒し・後ろ倒し
予算が増えるとは限らない
補正予算は「増額」だけでなく、次のような形もあります。- 減額補正:不要になった事業費を減らす
- 組み替え:ある費目を減らし、別の費目を増やす
- 予備費の活用:当初予算に計上された予備費を使い、必要に応じて後から補正で整理することもある
財源はどう確保するか
補正予算の財源は状況に応じて組み合わせます。手続き(国のイメージ)
- 政府が補正予算案を編成
- 国会で審議・議決し、成立すると執行が可能になる
注意点(見方のポイント)
用語ミニ補足
- 当初予算(トウショヨサン:年度の基本となる予算)
- 予備費(ヨビヒ:予測しにくい支出に備えるための予算枠)
- 執行(シッコウ:予算を実際に使って事業を行うこと)
- 財源(ザイゲン:支出の元になるお金の手当て)