モックアップ

読み: もっくあっぷ

モックアップ:見た目や操作感を確認するための実物大の模型・画面見本

モックアップ

概要

モックアップとは、製品やサービスの完成前に、外観・サイズ感・画面レイアウト・操作感などを確認するために作る「見本」。実際に動作する機能は最小限、または持たないことが多く、関係者の認識合わせやユーザーテストに使われる。

何を確認するためのものか

  • 見た目:デザイン、色、質感、配置
  • サイズ感:持ちやすさ、設置性、視認性
  • 操作感:ボタン位置、導線、タップしやすさ
  • 情報設計:表示する情報の優先順位、文言、余白
  • 合意形成:完成イメージの共有(手戻り削減)

代表的なモックアップの種類

画面モック(UIモック)

  • Web/アプリの画面を静的に再現(画像、HTML、デザインツール
  • クリックできる簡易モックにすることもある(クリックモデル)

立体モック(筐体モック)

  • 3Dプリンタ、発泡材、樹脂、簡易加工などで実物大を作る
  • 外観・組立性・取り回しを確認しやすい

サービスモック

  • 店頭や業務フローを模擬して、体験全体を検証する(ロールプレイ等)

プロトタイプとの違い(混同しやすい点)

  • モックアップ:見た目・体験の再現が中心で、機能は動かない/限定的なことが多い
  • プロトタイププロトタイプ:検証目的の試作品):機能や技術検証のために“動く”ことが多い
ただし現場では呼び分けが曖昧な場合もあるため、目的(見た目確認か、動作検証か)で整理すると分かりやすい。

メリット

  • コストで完成イメージを共有できる
  • 早い段階でUI/外観の問題に気づける
  • ユーザーテストや社内レビューがやりやすい

注意点

  • 見本のため、性能・速度・安定性の評価には向かない
  • 見た目が良いと「もう完成」と誤解されやすいので、検証範囲を明示する
  • 画面モックは実装制約(データ構造、運用)を反映しない場合がある

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