安全資産

読み: あんぜんしさん

アンゼンシサン:値動きが比較的小さく、資産価値を守りやすいとされる資産

安全資産

概要

安全資産(アンゼンシサン)は、景気悪化や市場混乱時でも価格の下落が相対的に小さい、または価値が保たれやすいとされる資産の総称です。投資の目的が「増やす」より「守る」寄りのときに、ポートフォリオの土台として使われます。

代表例

国債(先進国)

現金・預金

  • 価格変動が小さく流動性(リュウドウセイ:すぐ現金化できる度合い)が高い
  • インフレインフレ:物価が上がりお金の価値が下がること)には弱い

金(ゴールド)

  • 国や企業の信用に直接依存しにくい「実物資産」として買われることがある
  • ただし短期では普通に上下するため「常に安全」とは限らない

(場合により)スイスフラン等の通貨

  • 市場が不安定なときに買われやすい通貨が「安全通貨」と呼ばれることがある
  • 為替変動リスクは残る

「安全」の意味と注意点

絶対に安全ではない

  • 安全資産は「相対的にマシ」とされるだけで、損失ゼロを保証しません
  • 例:国債でも金利上昇局面では価格が下がることがある

リスクの種類が変わる

  • 式より値動きが小さくても、別のリスクインフレ、為替、信用、流動性)が残ります

どう使うか(実務イメージ)

目的別の位置づけ

ありがちな誤解

  • 「安全資産=絶対に下がらない」ではない
  • 「安全資産=現金だけ」でもない(目的と期間で変わる)

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