金利

読み: きんり

キンリ:お金を借りる・貸す対価として払う利息の割合

金利

概要

金利(キンリ:利息の割合)は、お金を「借りた側が払う」「貸した側が受け取る」対価(利息)を、元金に対する割合で表したものです。一般に年(%/年)で示され、ローンの返済額、預金の利息債券の価格などに広く影響します。

どうして金利があるのか

  • 時間の価値:今の1万円と1年後の1万円は同じ価値ではない
  • リスクの補償:返ってこない可能性(信用リスク)への上乗せ
  • インフレ対応:物価上昇でお金の実質価値が下がる分の調整
  • 資金需給:お金を借りたい人が多いほど上がりやすい

金利の種類

名目金利と実質金利

目安:実質金利 ≒ 名目金利 − インフレ

固定金利と変動金利

  • 固定金利:期間中(または一定期間)金利が変わらない
  • 変動金利:市中金利に連動して見直される(住宅ローン等で一般的)

単利複利

代表的な金利(日本でよく見るもの)

  • 政策金利:中央銀行が金融政策で誘導する短期金利の基準
  • 短期金利・長期金利:期間の短い/長い資金の金利
  • 国債利回り国債利回り(市場の長期金利の代表格)
  • プライムレート:銀行の優良企業向け貸出の基準金利

金利が上がる・下がると何が起きるか

金利が上がると

  • ローン返済負担が増えやすい(住宅ローン等)
  • 預金利息が増えやすい
  • 債券価格は下がりやすい(既発債の利回り調整)
  • 式は割高になりにくく、相対的に上値が重くなりやすい場合がある

金利が下がると

  • 借りやすくなり、景気刺激になりやすい
  • 預金利息は減りやすい
  • 債券価格は上がりやすい
  • 式は相対的に追い風になりやすい場合がある

表示で混乱しやすいポイント

  • 年利(APR):年換算の利。手数料を含む/含まないで実態が変わることがある
  • 利回り
- :契約や債券の表面上の割合 - 利回り:価格変動も含めた実質的な収益

例(イメージ)

  • 元金100万円、年利2%なら、単利で1年の利息は約2万円
  • 複利なら、利息が元本に組み込まれ、年数が長いほど差が広がる

関連用語