企業型DC

読み: きぎょうがたでぃーしー

キギョウガタディーシー:企業が導入する確定拠出年金で、運用次第で受取額が変わる制度

企業型DC

概要

企業型DCは、確定拠出年金(カクテイキョシュツネンキン:掛金が決まり、運用結果で受取額が変わる年金)のうち、企業が従業員向けに導入するタイプ。会社が掛金を拠出し、従業員が運用商品を選んで資産形成する。

仕組み

拠出(掛金)

  • 基本は会社が掛金(事業主掛金)を拠出する
  • 規約で定めた場合、従業員が上乗せ拠出できる(マッチング拠出(マッチングキョシュツ:会社掛金に上乗せして本人が拠出する仕組み))
※拠出限度額(キョシュツゲンドガク:毎月の掛金の上限)は、他の企業年金(例:確定給付企業年金(カクテイキュウフキギョウネンキン:給付額があらかじめ定まる企業年金))の有無などで変わる。

運用

給付(受け取り)

  • 老齢給付金は原則60歳から受給できる
※60歳時点で通算加入者等期間(ツウサンカニュウシャトウキカン:DCの加入・運用指図の合計期間)が10年未満だと、受給開始年齢が61〜65歳へ段階的に繰り下がる
  • 受取方法は「年金」「一時金」など(規約による)

税制上の扱い(代表例)

iDeCoとの関係

  • iDeCo(イデコ:個人で加入する確定拠出年金)と企業型DCは、条件を満たせば併用できる
  • ただし原則として「企業型DCでマッチング拠出(本人拠出)をしている月」はiDeCoを同時に使えないため、どちらを使うか選択になる

2026年の主な制度変更(知っておくと便利)

  • 2026年4月1日:マッチング拠出の「本人拠出が会社拠出を超えられない」制限が撤廃
  • 2026年12月1日:iDeCo・企業型DCなどの拠出限度額の引き上げ(例:第2号被保険者の上限が月6.2万円へ)などが施行予定