DC

読み: でぃーしー

ディーシー:掛金を拠出して自分で運用し、運用結果で将来の受取額が決まる年金制度

DC

概要

DCは「確定拠出年金」を指す略称として使われることが多く、掛金(毎月の積立額)を拠出し、加入者が金融商品を選んで運用します。将来受け取る年金額(または一時金)は、運用成果によって増減します。

種類

企業型DC

会社が制度を用意し、従業員が加入して運用するタイプです(会社が掛金を拠出する形が基本)。

個人型DC(iDeCo

個人が自分で加入し、掛金を拠出して運用するタイプです。

仕組みのポイント

  • 掛金を拠出し、商品(投資信託定期預金など)を選んで運用する
  • 運用益は積み上がる一方、元本割れの可能性もある
  • 老後資金目的のため、原則として一定年齢まで引き出しに制約がある
  • 口座管理手数料などコストがかかる場合がある

DBとの違い(混同しやすい)

  • DC(確定拠出年金):受取額は運用結果で変わる
  • DB(確定給付年金:カクテイキュウフネンキン:受取額があらかじめ決まり、運用は主に企業側が担う年金)

メリット・注意点

メリット

  • 自分の判断で運用方針を決められる
  • 税制優遇が用意されている制度が多い(特にiDeCoは掛金の所得控除など)

注意点

  • 運用リスクを加入者が負う(相場次第で受取額が変動)
  • 途中引き出しが難しい場合があるため、生活防衛資金とは分けて考える
  • 手数料や商品ラインナップで金融機関・制度ごとに差が出る

ほかの意味(文脈で変わる)

DCは分野によって別の意味でも使われます。
  • 直流(ディーシー:Direct Current)
  • データセンター(ディーシー:Data Center)
  • ワシントンD.C.(ディーシー:District of Columbia)
このため、会話や資料のテーマ(年金・電気・ITなど)で意味を判断します。

関連用語

  • iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
  • 掛金(カケキン:積み立てて拠出する金額)
  • 資産配分(シサンハイブン:式や債券などの割合の決め方)
  • リバランスリバランス:配分を目標比に戻す調整)